PROFILE

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有光玄卿(Genkei Arimitsu)

『書庵きのか』書道家 有光玄卿(ありみつげんけい)です。
書(書道)作品の創作活動、ご依頼による揮毫・販売を承っております。

私は、小学6年生のころから本格的に書道を学び、東京の大学では書道を専攻し、一時はいわゆる書家か書道科教員を目指そうともしましたが、考えるところがあり、卒業後はまったく別の道に進みました。

大学卒業から帰郷するまでの間、書と関わることが減る中、数回程度ですが、書作品の揮毫依頼をいただいたり、テレビドラマの題字や小道具としての巻物を書かせていただきました。

帰郷後、私に書の道を切り開いてくださった恩師や門下生達との勉強会などに参加するようになりましたが、その恩師も他界し、ほとんど筆を持つことがなくなり、事実上、書は私の生活の中からなくなっていきました。

平成23年3月11日・・・・。

東日本大震災が起き、多くの方々の尊い命が奪われ、そして多大な被害が及ぼされました。
犠牲になったのは人間だけでなく、多くのどうぶつたちも例外ではありません。
私は、大のどうぶつ好きで、その中でも犬(犬と書くことすら抵抗があります)が一番です。
我が家には、チョコラブの「かごめ」が愛娘として一緒に暮らしています。
「かごめ」のおかげで、素敵な友人が数多くできました。
そんな中、被災どうぶつたちやその家族のためにと、友人がチャリティーイベントを企画し、フリーマーケットの出店が募集されました。

私にも何かできることはないか????

無謀かとは思いましたが、私の書作品を購入していただき、売上の一部を義援金として寄付させていただこう!!
これが、有光玄卿、再起の時となり、また筆を持つことになりました。
イベントはもちろんのこと、その後もたくさんの揮毫依頼をいただき、寄付も継続しておりました。
しかしながら、他者から見れば趣味でしかない私の作品に代金をいただくのは心苦しくなってきました。
この状況を継続するのは良くない・・・・。
そこで、平成24年1月『書庵きのか』の屋号を掲げ事業という位置づけにすることにしました。
引き続き、売上の一部の寄付活動は、『書庵きのか』が存在する限り継続していきます。

著名な賞歴や肩書きはありません(中学・高校の国語科教員免許と高校の書道科教員免許くらい)が、私の書風や作品から何かを感じていただける方がいらっしゃいましたら幸いです。